2006/10/12

芸術祭十月大歌舞伎


先日、10月大歌舞伎を堪能した。

毎回、衣装に舞台美術、そして大好きな浄瑠璃と、
楽しいことは多いのだけれど、
芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)の
狐の葛の葉(魁春)の動きを見ながら、
いつもは当たり前のように見ていた役者さんたちの
日ごろの鍛錬の素晴らしさを感じずにはいられなかった。

何かを作ろうとする時の
表に出ない影の部分の膨大な努力、
完成された美しいものには
常にそれがエッセンスとなり寄り添っている。

歌舞伎座ではいつも学ばせて頂いている。
http://www.kabuki-za.co.jp/

里依