2006/12/08

自由であること

「時間外だけどアトリエバザールに行きたい。」

3日、

フランスの女性ジャーナリストのドラ トーザンがやって来た。


私がラベルデザインをした日本酒「独楽蔵 然」を開ける。

ドラは、「あなたといると飲みすぎるから。」

などと言いながら、

(それはほんとは私の台詞です。笑)


ゆっくり作品を、小品から屏風

スカーフから手描きの着物塩沢紬160亀甲まで


丹念に丹念にご覧になった。

パリのお家は天井までの高さが、

5mもあるそうで、

きっと里依の作品が合うからと、

来年の4、5、6月ごろ

彼女が最も長くパリにいる季節にお邪魔する約束をした。。

「自分にとって何より大切なのは自由である。」

と、言い切る彼女を素晴らしいと思う。

自由であるということのそれが

どんなに大変なことかを知っているつもりの私は

彼女のその柔軟な強さを感じて

「ブラボー!!」と

夜空を仰いだ。

スカーフをひらひらさせ

独楽蔵を2本軽々と携えて

ドラは颯爽と帰っていきました。


最近彼女の書き下ろした著書

『パリジェンヌ流おしゃれな自分革命』
ドラ・ト-ザン著
発行・発売:飛鳥新社
定価:1800円(税別)