「時間外だけどアトリエバザールに行きたい。」
3日、
フランスの女性ジャーナリストのドラ トーザンがやって来た。
私がラベルデザインをした日本酒「独楽蔵 然」を開ける。
ドラは、「あなたといると飲みすぎるから。」
などと言いながら、
(それはほんとは私の台詞です。笑)
ゆっくり作品を、小品から屏風
、
スカーフから手描きの着物塩沢紬160亀甲まで
丹念に丹念にご覧になった。
パリのお家は天井までの高さが、
5mもあるそうで、
きっと里依の作品が合うからと、
来年の4、5、6月ごろ
彼女が最も長くパリにいる季節にお邪魔する約束をした。。
「自分にとって何より大切なのは自由である。」
と、言い切る彼女を素晴らしいと思う。
自由であるということのそれが
どんなに大変なことかを知っているつもりの私は
彼女のその柔軟な強さを感じて
、
「ブラボー!!」と
夜空を仰いだ。
スカーフをひらひらさせ
独楽蔵を2本軽々と携えて
ドラは颯爽と帰っていきました。
最近彼女の書き下ろした著書
『パリジェンヌ流おしゃれな自分革命』
ドラ・ト-ザン著
発行・発売:飛鳥新社
定価:1800円(税別)